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沈まぬ太陽 「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「大地の子」・・・
人間の本質を世に問う長編小説を次々に手がける国民的作家・山崎豊子の最高傑作『沈まぬ太陽』が遂に映像化。
物語は日本が高度経済成長を実現し世界経済の頂点へと上りつめていく時代。巨大組織の中で翻弄されながらも、不屈の精神を持ち続け、自らの信念を貫く一人の男・恩地元。その生き様を通して、人間の尊厳と、飽くなき闘志と再生を描く、壮大なる人間叙事詩だ。
傑作の映像化にあたっては日本映画界最高のスタッフ&キャストが集結した。 注目のキャストは日本映画最高の顔ぶれが揃った。主人公・恩地元には日本が世界に誇る名優、渡辺謙。そして、恩地の同僚ながらも袂を分かち対照的なエリートコースを歩む行天四郎に実力派俳優の三浦友和、恩地の同僚で行天の愛人・三井美樹に松雪泰子、恩地の妻・りつ子に鈴木京香、さらに政府より巨大企業の再建を託される国見会長を石坂浩二が演じる。くわえて、豪華俳優陣が数々のシーンを彩り、まさに、オールスターキャストと呼ぶべき顔ぶれが、本作で一堂に会した。
監督は日本映画の金字塔「ホワイトアウト」を手がけた若松節朗。自身の念願であった『沈まぬ太陽』映画化に全身全霊を込め、9年ぶりに大作映画の演出を手がける。そのほか最高の技術スタッフが集結。
昭和30年代から、60年代という、終戦から復興を遂げた日本が経済大国へと急成長した激動の時代。未曾有の航空事故、政界汚職という、波乱の舞台は、日本のみならず、中東、アフリカ、アメリカへと壮大なスケールで展開し、感動と慟哭の熱い人間ドラマが、3時間を超える大巨編としてスクリーンに登場。
昭和30年代―。巨大企業・国民航空社員の労働組合委員長、恩地元(渡辺謙)。組合委員長として職場環境の改善に取り組んだ結果、恩地を待っていたのは会社からの海外赴任辞令だった。恩地はパキスタン、イラン、そして路線の就航もないケニアへと赴任。会社は帰国をちらつかせ、恩地に組合からの脱退を迫る一方で、露骨に組合の分断を図っていた。そんな中、共に闘った同期の行天四郎(三浦友和)は早々に組合を抜け、エリートコースを歩みはじめる。同僚 でありながら行天の愛人の国際線客室乗務員・三井美樹(松雪泰子)は、対照的な人生を歩む2人を冷静に見続ける。
行天の裏切り、更に妻・りつ子(鈴木京香)ら家族との長年にわたる離れ離れの生活―。焦燥感と孤独とが、恩地を次第に追いつめていく。十年におよぶ僻地での不遇な海外勤務に耐え、本社へ復帰を果たしたものの、恩地への待遇が変わることはなかった。
逆境の日々のなか、ついに「その日」はおとずれる。
航空史上最大のジャンボ機墜落事故。想像を絶する犠牲者の数―
遺体の検視、事故原因の究明、補償交渉。救援隊として現地に赴き、遺族係を命ぜられた恩地は、誰も経験をしたことがない悲劇に直面し、苦悩する。墜落は、起こるべくして起きた事故だったのか。
政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之(石坂浩二)の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。
しかし、それは終わりなき暗闘の始まりだった……。
出演:渡辺 謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二
監督:若松節朗
原作:山崎豊子 「沈まぬ太陽」(新潮文庫刊)
公式サイト:http://shizumanu-taiyo.jp/
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